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官能小説のタグ一覧(抜粋)

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レビュー
1 名前:twi 投稿日:2010年04月12日
★★★★★

官能小説論

マゾ女性の心理が実に上手く書かれている。サドもマゾも基本的に生来的なものであり遺伝する。この作品においては、一人のS女によって美しいМ母子が平行的に調教されていく過程が実に上手く描かれている。
小説がマンガに勝ちうるのは、細密な心理描写が可能な点だけだろう。
心理と行為の隠微な相関関係を書くには、想像力とともに、言葉の感性が優れていなければならない。冗漫な描写は厳禁であり、簡潔でメタフォリックな細部の描写と言葉に全てはかかっている。したがって文章が達者でなければならない。
90年以降の作家の中では、その変態性の高さ、文章の上手さ、心理描写の巧みさという点で、岡部誓、星野ぴあす、伊達達彦の三氏がもっとも優れている。
ところで、官能小説においては、一人の作家には、ただ一つの強烈な性的白昼夢が対応している。
団鬼六の作品を見ればそれが分かる。
彼は、美しい一人のマゾ女性として、下品だがアタマの良い複数のサド女性の手によって調教されたいという性的ファンタジーに捉われている。
そして、概ね、この性的ファンタジーを共有する読者から支持されたのだ。
一人の人間の最強烈な性的ファンタジーは基本的に一つしかない。最も強い至高体験が、一人の作家に幾つも並存していることはない。したがって、作家は人物の相関関係とプロットにおいては、ワン・パターンで少しも構わないのだ。
したがってフランス書院文庫の人気が低落気味なのは人物設定とストーリー及びプロットがマンネリ化しているからではない。
団鬼六の作品のような、長い高原状態を持続させうる、ネチネチとした細かい性的描写が欠けているからなのである。
もう一つ、団鬼六は「ここまでやるか」と読者を呆れさせるほど、物語の進行とともに性行為の禁忌性をボルテージ・アップさせている。
これがフランス書院文庫の大多数の作品にはないのだ。一つのクライマックスシーンで、事実上作品は終わってしまう。往々にしてその場面は小説の中ほどに位置している。その後は付け足しにすぎない場合が多い。多くの作家は、性的ファンタジーを間断なく持続させる客観的相関物を一つだけしか思いつけないらしい。
この作品はその例外であり、性的ファンタジーに、ほぼ一貫性があり、かつ間断なく続く効果的場面によって最後まで高いテンションが維持されている。が、欠点が一つある。性的ファンタジーの一貫性を破綻させないためには、Mは最後までMであり、Sは最後までSであるべきなのだが、この作品において、ラスト近くで多少変化してしまう場面があるのだ。残念なこの場面以外は完璧といってよい。

2 名前:Jonnie 投稿日:2012年01月10日
★★★

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3 名前:Ali 投稿日:2012年05月10日
★★★

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4 名前:Kaltrina 投稿日:2013年04月03日


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